【雑談】女教師モノへのこだわり


私の女教師モノへのこだわりの原点は、小学校の教師です。
はっきりいって尋常じゃないレベルで若くて綺麗な先生が多かった。

極めつけが5・6年の担任で、大学出たての新任で美人、そして私にとっては近所のお姉さんという、いわゆる『それなんてエロゲ?』な設定でした。

ちなみにどのくらい美人だったかというと、後に、とあるモデル出身の女優さんをテレビで初めて見た時に、『なんで、先生がテレビに出てるの?』と見間違えたくらい似てました。

よく覚えているのが、隣のクラスの担任が、浅黒マッチョのタンクトップで白い歯キラリ、愛車は赤のスポーツカーという、こっちも『どこのマンガから出てきたんだ!』と言いたくなるような人物で、うちの担任に最初から露骨にモーションかけてましたが、気付かないうちに飛ばされて、おじいちゃん先生に替わってました。

その頃はさすがにまだ女教師をそれほど意識していなかったのですが、自分の活動範囲が広くなっていくと、じわじわと凄い小学校だったんだなと気づき始めました。

そして、最終的な引き金になったのが、幼馴染が結婚するので相手の人の事を尋ねたら一言、『保健室の先生』と言われて『おーーー』と声に出して感嘆した自分がいたことです。
そこから私の妄想の中で女教師をからめたモノの比率が膨れ上がり、今に至ります。
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【連載】魂使い 第2話 逆恨み女教師



「…実はな、お前に契約を求められた時に、他の女もちょっとだけちらついたんだ…」

今や表面上は俺の彼女になっている玲華に向かって告げる。


俺は女に言い寄られることが多かった、特に年上の女に。
幼い頃は女の子に間違われることも多かったくらいだから、女たちの目には『可愛く』映るのだろう。
しかし、彼女たちが俺に求めているのは『ペット的な可愛らしさ』と気づいてからは、言い寄ってくる女には興味を抱かなくなっていた。
その反動か、自分に興味を示さない女を欲しがるようになっていった。
そういう意味でも、玲華は俺の欲求を満たしていたのだが。


気になっていたのは、この学校の一番人気の女教師・瀬戸瀬 沙織(せとせ さおり)。
まだ着任2年目で若々しい清楚な美貌を持った音楽教師である。
スラリとした細身で女性としては背の高い方だが、出るところはしっかり出ている上に、それをあまり主張しない落ち着いた清潔感のある服をいつも身に着けていることも人気の要因だろう。
しかも純真な心の持ち主のようで、色目を使ってくる他の女教師と違い、俺に対しても普通の生徒として接してくれる。

「ふ~ん、だったら彼女も手に入れてしまいなさいよ」

軽い感じで言い返されて、俺は呆気にとられる。

「そうねぇ…。こういうのはどうかしら?」

俺はパートナーでもある美少女の話に耳を傾けた。


………


「失礼します」

化学準備室の扉を開けて中に入ると、鼻を衝く薬品臭に混ざってキツイ化粧の匂いも漂っていた。

「あらまあ!君の方から来てくれるなんて!さあ、座って」

椅子に座ったまま振り返り、俺の姿を見ると喜色を示しながら席を勧めてくる女教師。
この学校の女教師の大半が俺に対してこんな感じで接してくるのだが、こいつは特に激しい。
アラフォーというのに今だ独身で、まだ自分は若い男たちに相手にしてもらえると思っているらしく、毎日しっかりとしたメイクをしている。
確かに、顔の作りは美人の類に入るとは思うのだが、化粧の質や体型を見せつける服装がケバケバしく、それが若い男には受け入れられにくい事も理解していないようだった。
俺にとっても興味が無いだけでなく、かなり鬱陶しい存在だったが、名前さえ覚えてなくて、単に『化学の女教師』とだけ認識していた。

「あら?七條さんもいたの。一体何の用?」

俺に続いて入室してきた玲華の姿を見ると、女教師は露骨にテンションを下げる。
他の教師たちと違って、理事長の娘に対して卑屈にならないところだけは評価するべきかもしれない。

「先生に良い話を持ってきたんです」

俺が椅子に座って口を開くと、再び機嫌良さそうに笑顔になる。

「まあ、なにかしら?」

「その前に確認なのですが、瀬戸瀬先生の事、どう思っています?」

すると目の前の女教師の表情が露骨に歪み、唸るように言葉を吐き出す。

「あの女…!」

予想通りの反応を見て、俺たちはほくそ笑む。

「そうですよね、どう考えても瀬戸瀬先生の方が男子生徒に人気ですよね。というか、そろそろ気付いて欲しいんですけど、先生はもう相手にされていないんですよ」

俺が正直に事実を述べると、薄々は気づいていたのか、絶望したような表情になった女がいた。

「そうよ!あの女がいけないのよ!あの女が若さだけで男の子の気を引くから私には誰も振り向いてくれないのよ!くやしぃ~!!!」

顔を歪めながら出たのは、完全に逆恨みの言葉だった。
感情を爆発させた女をしばらく冷ややかに観察し、少しだけ落ち着いてきたのを見計らって、俺は口を開いた。

「そこで相談なのですが…、先生が『あの女』に成り代わりませんか?」

「…は?」

「ですから、今の自分を捨てて、先生が若くて男子の注目を集める女性になるのですよ」

「…何を言ってるの?」

「…物分かりが悪いですね…」

俺は露骨に見下すような表情になって言葉を続ける。

「今の先生では誰も振り向かないから、あの女を乗っ取れば良いっていってるんですよ」

「…でも、一体どうやって?」

「僕に絶対服従を誓い、【使い魔】になってください。その代わりに先生には『あの女』の全てを奪う力を与えます」

「………」

俺の言葉に固まった女教師に、俺は玲華を指さして続ける。

「この玲華、実は俺の下僕の霊が乗っ取っているんですよ。ほら、こんなことをしても問題ない…」

俺は玲華の背中から腕を回して抱き寄せると、手を彼女の胸に持っていき、その膨らみを遠慮なく揉み始めた。
玲華はもちろん抵抗することなく俺の愛撫を受け入れ、むしろ気持ちよさそうに目尻を下げる。
理事長の娘に対して俺がやっている行為も、それを受け入れている玲華の様子も、通常ではありえないことだった。
目の前の女は俺たちの様子に驚いたように目を大きく見開く。

「し、信じられないわ」

「別に信じなくてもいいですよ。僕はどっちでも構わないんです。先生がこれからも誰にも相手にされない寂しい人生を死ぬまで送っても、俺の下僕になって男子生徒の視線を集める女として生まれ変わっても、ね…」

しばらく沈黙した後、女教師はやっと口を開いた。

「…どうすればいいの?」

「僕と契約した後…、死んでください」

「!!!、それは…」

魔女ほどの強い魂は別格として、【使い魔】になれる魂の条件は2つ。

1つは、対象の人物とある程度は環境を共有している事。
全く違う環境の知識や記憶を得ても、上手く使いこなせないからだ。

もう1つは、対象に対して何らかの強い感情…憧憬・愛情・嫉妬など…を抱いている事である。
これは相手の魂に干渉する力に変換される。
つまり、全く興味がない相手には、何も出来ないのである。

この女なら、同僚の教師だし、嫉妬の炎は確認するまでもない。最適の魂といえるだろう。

「もう一度言うけど、僕はどっちでもいいんですよ?」

絶句した女に、俺は再び冷ややかに告げる。

「…わかったわ」

観念したように肩を落として大人しくなった女教師に満足すると、俺たちは契約を交わした。

「あとは死ぬだけですが、方法は任せます。それでは待ってますよ」

それだけ言って俺たちは立ち去った。



翌日、学校に女教師死亡のニュースが走った。
転落死だった。
病院での死ではないので検死が行われた結果、大量のアルコールを摂取していたことが分かったらしい。

(酒の勢いで逝ったのか…まあ、上出来だな…)


検死の為に少し遅れて催された葬儀に、俺と玲華は制服姿で参列することにした。
生徒は自由参加だったので、予想通り、俺たち以外は居なかった。
教師たちは、半数くらい参加しているようだった。
その中には、こちらも予想通り、瀬戸瀬沙織の姿もあった。

葬式の会場に入り中央に目を向けると、棺の傍に寄り添うように立っている霊体を見つけた。

『あの女…あの女…』

妄執に囚われた霊になった、『女化学教師』の成れの果ての姿だった。
存在も薄く、もし俺と契約していなかったら、このまま地縛霊として永遠に過ごすことになったのだろうが…。

(よし、ついてくるんだ…)

契約によって出来ていたリンクを通して命ずると、俺につき従って移動を始めた。



喪服姿の瀬戸瀬沙織を探し出し、俺たちは近づいた。
俺たちを見つけて、沙織先生は軽く微笑みを浮かべる。

「君たちも来ていたのね。本当に惜しい人を亡くしたわね…」

どうやら本気で言ってるようなので、思わず苦笑いをしそうになったが、あえて抑える。

「そう言っていただけるなら、本望ですね」

「?」

俺の言葉を理解できずに首を傾げる沙織だったが、次の瞬間、もはや怨霊のレベルの女の霊が襲い掛かり、その体から霊体が無理やり引き吊り出される。
そして、女の霊は野獣のごとく、沙織の霊体を貪り始めた。
喰らいつくすと満足したのか、動きが止まり大人しくなった。
すると、その存在感が増大していくと同時に、搾取した瀬戸瀬沙織の魂そっくりに変化していく。
完全に変化を終えた魂に俺が意識のリンクを通じて命令すると、目を見開いたままフリーズしていた若くて美しい女教師の体に入り込んだ。
そして、完全に同化すると瞬きをして、動き始める。

「…え?これって…」

若い女性の肉体は、自分の体を素早く確かめると、絞り出すように声を出した。

「…私…瀬戸瀬沙織…なの?」

「そうですよ」

俺が同意すると、目の前の若い女は喜色浮かべる。

「凄いわ!本当になってる!凄い!凄い!」

若い女性らしく、可愛らしい仕草で喜びを噛み締めていた。

「さ、先生。とりあえず最初にすることは、『元自分』の葬儀に参列することですよ。しっかりしてくださいね」

「そうね、わかったわ…。いえ、分かりました、ご主人様」

「ああ、別に気にしなくていいですよ。表面上は生徒と教師ですからね」

「それでは…ふふふ、わかったわ」

(これからは沙織にも色々と楽しませてもらおうか…)

俺は一人ほくそ笑む。


しかし翌日、かなり濃い目のメイクと派手な衣装で登校して学校中を驚かせた沙織に、俺は激怒することになるのだった。


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【連載】魂使い 第1話 最初の下僕


『私と契約して【魂使い】になって欲しいの』

自分の事を魔女だと名乗った女の霊から告げられた言葉に、俺はしばし固まった。


俺には霊感がある。
それもかなりの。
霊体が見えるだけでなく、相手の意思を読み取れるのである。
まあ、そいつが意思を持つくらい強力な霊であるならだが。
物心がついてから十数年、浮遊霊なら数えきれないほど見てきたが、意思を持つレベルはほんのわずか。
そいつらでさえ何らかの妄執に囚われて、まともに意思疎通できるモノなど居なかった。

だが、俺の前に現れた女の霊は全然違った。
他のモノとは存在感がまるで異なっていて、生前の美貌も薄っすらと伺える。
しかも記憶や思考をかなり保っているようだった。

そんな彼女であっても現世に干渉する能力はほぼ無いに等しいという。
そこで霊能力を持つ俺と契約を結ぶことによって力を得たいと、この女の霊は願っているのだ。
具体的には俺への完全服従を誓い、いわゆる【使い魔】になることによって、生きている人間に干渉する力を得たいそうだ。

霊感が強い以外は普通の高校生である俺に、彼女は魔法の基本概念を説明してくれた。
何かを犠牲にして別の何かを得るのは物事の基本だが、それは魔法にも端的に適用されるらしい。
魔法の儀式に生贄が用いられる事が多いのは、代償に差し出すものが尊いモノほど強力な効果が得れるからだそうだ。
俺へ絶対服従することを誓うことにより、彼女は己の自由を差し出し、代わりに力を得るのだという。
そして俺の【使い魔】になれば、俺の持つ力の流れも自身の力に加えられるのだそうだ。


考え込む俺に、魔女の霊は決定的な言葉を囁いた。

『あなたが契約してくれれば、私はあなたが望む女の体を奪って、あなたに仕えることが出来るわ』

「!」

望む女……
俺の心は決まった。


…………


『あの娘、ああ見えて結構性欲が強いのよ?毎夜じっくりとオナニーを楽しんでいたわ』

以前に比べてかなり存在感を増した魔女の霊の言葉に俺は、友人と淑やかに談笑している清楚な美少女を見つめる。


契約を終えて俺の使い魔になった魔女の霊は、彼女の事を良く知りたいと言って、一週間、彼女を観察していたのだった。
魔女が彼女にこれから行うのは、乗っ取りというより同化に近いようで、相手の性格や趣向などにかなり影響されるようだ。
相手の事をある程度知っていないと、記憶が上手く引き出せない等の不都合も生じるらしい。
ちなみに、魔術に関して素人な俺は、使い魔になった魔女にパートナーであることを求めていたので、お互いの言葉遣いはそれっぽくなっている。


視界の中でひときわ存在感を放つ少女…七條 玲華(しちじょう れいか)に再び俺の視線が向かう。
この学園の理事長兼経営者の一人娘という肩書だけでも将来が約束されている。
それに加えて、3年連続学園祭のミスコンを優勝するだけの美貌と器量の持ち主である。
高飛車なところは無いが、自然と人を従えるようなカリスマも合わせ持っている。
何かをするにも彼女自身が命じるのではなく、取り巻きが彼女の意志に従って勝手に動いている感じだ。


友人から離れて一人になった玲華に近づく。

「何か用かしら?」

気付いた玲華が問いかけてきた。
俺に向き合う彼女の背後に忍び寄った魔女の霊は、彼女の肩に手を伸ばすと、彼女の霊体を掴み、力を込める。

「ぇ?」

美少女の肉体が軽く目を見開き、口が半開きになった状態で固まる。
同時に、そこから彼女の霊体がゆっくりと引き吊り出される。

『貴女の全てを頂くわ』

魔女の霊の呟きと共に、訳も分からず呆然とした様子の彼女の霊体は、吸い込まれるように取り込まれてしまう。
すると、魔女の霊体が更に存在感を増すと同時に少しづつ容姿を変えていき、やがて先程取り込んだ玲華の霊体そっくりになってしまった。
変身終えた霊体は、楽しそうな笑みを浮かべながら固まった少女の肉体に近づくと、本来の持ち主であるかのように肉体に戻る。
時間停止から解き放たれたかのように再び動き始めた美少女は、自分の手をしばらく見つめた後、その手を自分の頬に添えると口の端が上げると、息を漏らした。

「ふ…」

そして玲華の体は喜びを爆発させる。

「…ふふふ、やったわ!」

俺はその様子を見ながら、確認するべく疑問を口にする。

「…本当にお前はあの魔女なのか?」

「ええ、そうよ。この玲華の全ては私のモノになったの」

澄ました顔で答えられて、俺は「そうか」と頷く。

「だったら、これからお前の事を何と呼んだら良い?」

「玲華…でいいわ。昔の名前は忘れてしまったし…私はこれから玲華として生きていくのだもの。そんなことより…」

言葉の続きの代わりに俺の手を握ると、それを自分の胸に押し付ける。

「…折角こんな良い体を貰ったのだもの…はやく、ご主人様に奉仕したいわ」

俺たちは空き教室に忍び込むと、玲華は服を脱ぎ始めた。
清潔感のある薄い色のレースの下着姿になると、体をくねらせてそのスタイルの良さを見せつけるようなポーズをとる。

「どうかしら?あなたの好みだと嬉しいのだけれど…」

その言葉に、俺は黙って頷く。

「良かった!じゃあ…」

期待通りに俺も服を脱ぎ捨てると、満面の笑みを浮かべた玲華がその身を使って奉仕を始めるのだった………。
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【試作】魂使い 

【こんな感じのモノを考えています。続かなかったら一旦ボツにして、別の話に練り上げます】



『私と契約して【魂使い】になって欲しいの』

自分の事を魔女だと名乗った女の霊から告げられた言葉に俺はしばし固まった。


俺には霊感がある。
それもかなりの。
霊体が見えるだけでなく、相手の意思を読み取れるのである。
まあ、そいつが意思を持つくらい強力な霊であるならだが。
浮遊霊なら数えきれないほど見てきたが、意思を持つレベルはほんのわずか。
そいつらでさえ何らかの妄執に囚われて、まともに意思疎通できるモノなど居なかった。

だが、ある日、俺の前に現れた女の霊は全然違った。
他のものとは存在感がまるで異なっていて、生前の美貌も薄っすらと伺える。
しかも記憶や思考をかなり保っているようだった。

そんな彼女であっても現世に干渉する能力はほぼ無いに等しいという。
そこで霊能力を持つ俺と契約を結ぶことによって力を得たいとこの女の霊は願っているのだ。
具体的には俺への完全服従を誓い、いわゆる【使い魔】になることによって、生きている人間に干渉する力を得たいそうだ。

理屈がよく解らない俺に彼女は魔法の基本概念を説明してくれた。
何かを犠牲にして何かを得るのは物事の基本だが、それは魔法にも端的に適用されるらしい。
魔法の儀式に生贄が用いられる事が多いのは、代償に差し出すものが尊いものほど強力な効果が得れるからだそうだ。
俺へ絶対服従することを誓うことにより、彼女は己の自由を差し出し、代わりに力を得るのだという。
そして俺の【使い魔】になれば、俺自身の持つ力の流れも自分の力に加えられるのだそうだ。


考え込む俺に女の霊は決定的な言葉を囁いた。

『あなたが契約してくれれば、私はあなたが望む女の体を奪ってあなたに仕えることが出来るわ』

「!」

望む女……
俺の心は決まった。
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【小ネタ】あるMC能力者と有能な美人秘書の会話

【あるプロ野球選手が出来ちゃった結婚をした当時に、その背景と後の展開を私が想像して書いた架空の話…のはずです…】


「S子の事で報告があるのですが…」

俺の自慢の美人秘書が先に話を切り出してきた。

「S子…? ああ、この前ついでに支配して、自由に泳がせていたモデルだったな。そいつがどうした?」

「はい、メジャー移籍が間近と目されているD投手の確保に成功したようで、既に妊娠しているようです」

降ってわいたような朗報に、俺は腰を浮かして興奮気味に声を出す。

「なにぃ!そいつは凄い!大金星じゃないか!今後の手はずは分かっているな?」

神妙に頷いた秘書は、俺の期待通りの筋書きを述べ始める。

「はい、念のために二人目を出産させてから離婚するように仕向けます。子供たちの親権を確保した後、正式に離婚。本人にはママタレとして仕事をさせつつ、受け取った多額の慰謝料と養育費を使ってファッションブランドを設立させます。あとは我々の所持するダミー会社との取引で回収する予定です」

「うむ、それでいい。念のため、専用の連絡係をつけておけ」

「はい、かしこまりました」

「これからはメジャーリーグも見て、D投手を応援しないといけないな、はっはっは」
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【連載】 魔法のアイテムに翻弄されるモノたち リバース 『エピローグ』


「じゃ~ん!似合ってるでしょ?」

今回の件で親密になった【3人】が鮎城麻都香の部屋に集まっていた。
バニーガール姿の麻都香が他の2人…白鷺志乃と守屋詩織…の目の前でセクシーポーズを決める。

「いいね!」「最高!」

2人の称賛を受けて、麻都香は満面の笑みを浮かべた。


………


あの時…トラックに轢かれた瞬間、【俺】は狙いを定めずに全力で『吹き矢』を吹いた。
その結果、肉体は致命傷を受けて死亡したが、精神体だけの存在…いわゆる霊体になってしまった。
自我は保てていたが、しばらくは自分の身に起こったことが受け入れられない状態で自分の死体を見下ろしていた。
いつの間にか『巾着袋』とそれが作り出したアイテムたちは見えなくなっていた。
恐らく誰かが持ち去ったのだと、なんとなく理解した。

やっと周りを見る余裕ができた【俺】は、すぐ側の路地に立つ別の霊体を発見した。
どうやら地縛霊という奴らしく、ただ茫然としていて意思が感じられなかった。
【俺】はそいつに『喝!』を入れてやった。
自我を取り戻したそいつと意思疎通をすると驚いた事に、彼もあの『巾着袋』の所有者だったという。

お互い自分の体があった頃の話をしながら彷徨っていると、麻都香の勤めるフィットネスクラブに辿り着いた。
霊体の俺たちは当然誰にも咎められることなく女子更衣室へと侵入する。
するとそこにも別の地縛霊が存在していた。
そいつにも『喝!』を入れて事情を聴くと、これまた『巾着袋』の被害者だという。
これは何かの縁だと感じた【俺たち】は一緒に行動することになった。


二人を地縛から解き放った功労者として、【俺】は3人のリーダー格となった。
俺は『ある事』を思いつく。
そして、俺たちがいかに凄い存在になれたのか気づくことになったのだ。

それは『吹き矢』を使った時の経験を活かして、他人に憑依することだった。
あの時は自分の魂の一部を相手に吹き込んだが、今回は自分自身を弾にして撃ち込むのだ。
イメージの出来ていた俺は、仕事を終えて帰り支度を終えた鮎城麻都香を見つけて、彼女に自分自身を撃ち込んだ。
そして、あっさりと憑依に成功した後は、彼女の意識を取り込んで完璧に成りすますことにも成功した。
これもあの時の経験のおかげだった。

あとは苦労しながらコツを掴んだ他の2人も、白鷺志乃と守屋詩織の全てを手に入れることに成功したのだった。


………


「男を誘惑したら妻子持ち・彼女持ち、関係なしに一発でなびくのよ?あっけなさすぎてつまんないわ」

麻都香が最近試した逆ナンパの感想をこぼす。

「それは…仕方ないよね~。女の目から見ても麻都香の容姿は凄すぎるんだもの」

「うんうん」

詩織が言うと、志乃が同意して頷く。

「男と寝ても、あっちがやりたいことやって、はい、お終いって感じで本当につまんない。気持ち良くなるなら、絶対女同士よねぇ~」

『うんうん』

「でね~今日は2人に見せたいものがあるの」

「そのバニースーツじゃなくて?」

「そうよ、本命はこっち!」

そう言って寝室に二人を連れ込む。

『あーー!』

驚く二人の目の前にあったのは、昨日までの少し大きめのシングルベッド…ではなく、3人が一緒にくつろげそうな巨大なダブルベッドだった。

「昨日までは交代でだったけど、今日からは…ふふふ」

3人の女たちは笑みを浮かべながら着ている服を脱ぎ捨てると、ベッドに飛び込む。

「あん!ひぃん!はぁはぁ……やっぱりこっちがいいわ!」

3つの女体が絡まる中で、麻都香が悦びの声をあげる。

「これが本当の意味での『生まれ変わった気分』ってやつよね!最高~!」

今をこの体で愉しみ、もし飽きたなら別の女を探す。
【俺たち】は何度でも生まれ変わり、最高の時を過ごすのだ…。


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【連載】 魔法のアイテムに翻弄されるモノたち リバース 第3話 『瓶』(後編)



「おはよ~」

「おはようございます、麻都香さん。今日も綺麗ですね」

「ふふふ、ありがとう」

勤務先に到着して受付の娘に挨拶すると、気軽にお世辞が返って来た。
おそらく本気で言っているのだろうし、俺も素直に喜んでおく。


スタッフルームで着替えを終えると、レッスンルームへ向かう。
中に入ると、女性ばかりの20名程度の生徒が居た。
皆が羨望の目で俺を見つめているのが分かる。

平日の昼間ということもあり、生徒の大半は主婦のようだ。

「今日はちょっと旦那様に見せられないポーズをしてみましょうね」

俺が宣言すると冗談と受け取った生徒たちが笑顔になる。
品定めの視線を走らせて、麻都香と同年代らしき若妻を選ぶ。

「それでは…あなた!前にお願いします」

彼女をメインに触れ合い多めに授業をすることに決めた。
選ばれた女は、少し恥ずかしそうな仕草をしながらもマットを持って指示に従う。

「それでは皆さんは彼女のポーズを真似してくださいね!」

できるだけ怪しまれないように極力明るい声を作りながら、思いつく卑猥なポーズをとらせていく。

「…えっ!」

「大丈夫ですよ、私がしっかり支えていますから!」

意外そうな声を挙げる若妻を笑顔でなだめながら、遠慮なくじっくりと胸や腰を弄る。

「はぁ、はぁ~」

顔を火照らせて気持ちよさそうに受け入れている彼女を見て、他の生徒も少し興奮しているようだった。

(くくく、インストラクター最高!)

表情には出さず内心でニヤニヤしながら、俺は授業を楽しんだのだった。



授業を終えてスタッフルームに戻ると、素早く支度を済ませてジョギングに出かけた。
道行く男女が足を止めて憧憬の表情を浮かべているのが分かる。

(…なんて気持ちいいんだ…)

こんなに他人の視線が気持ち良いと思えたのは生まれて初めてだった。
例え他人から写し盗った姿でも、それを羨ましいと思われているのは快感だった。

いつも通りの道順で公園に入る。
噴水のある中央を通りかかった時だった。
ベンチに座って読書をしている白いワンピース姿の少女を見つけた。
速度を落としてじっくり観察する。
長い黒髪で清楚系の顔立ちをしたかなりの美少女で、ドラマのワンシーンかと思えるくらい絵になっていた。

(へぇ~なかなかじゃないか、どうするかな…。よし!住所も勤め先も分かっている麻都香はいつでも確保できるんだ。だったらあの娘を頂こう!)

素早く結論を出すと女子トイレに駆け込む。
そしてポーチの中から『瓶』を取り出して呟く。

「出なさい!」

中に入っていた人形がスルリと出てきて床に着地すると、凄い勢いで膨れていく。
やがて、今の俺と全く同じ顔を持つ下着姿の女性が目の前に現れた。
俺は着ているモノを全て脱ぎ捨てると、ホンモノの麻都香がそれを身に着けていく。
荷物の中から魔法の道具たちだけ回収して、その中の『コンパクト』を開いて呟く。

「元に戻れ!」

違和感と共に視界が歪み、戻った時には鏡に懐かしい顔が映っていた。

「ふぅ、戻ったか…何か寂しい気もするな…」

もったいないようなことをしたような気分になったが、またすぐに新しい女が手に入るのだから我慢するところだ。

「まずは麻都香から…」

女子トイレから出るところを他人に見られると不味いので、先に麻都香を外に出して偵察させてから本体の俺も素早く外に出た。

「あとは、麻都香に記憶を植え付けた上で解放すればOKだよな」

(…いつも通り出勤して、今はジョギング中…違和感を感じても気にせず行こう…)

念じた上でジョギングを再開させて、俺は麻都香の背中へ向けて『吹き矢』を構える。
口をつけて吸い込むと、彼女の背中から吹き込んでいた魂が湧きだして、『吹き矢』を通して俺の中に戻る。

「あれ?」

声を挙げて一瞬だけ立ち止まった麻都香だったが、すぐに気にせず走り始めた。

「よし、成功だ!」

彼女の走り去る背中を見送り、噴水まで戻る。

「あれ?」

急いで戻って来たつもりだったが、既に少女の姿は無かった。

(どこだ!)

折角のチャンスを逃すまいと、必死に周囲を見渡す。

「いた!」

公園から出ていく白い姿を見つけて、俺は全速力で追いかける。
少女は横断歩道を渡りきり、人の多い通りに向かっていた。

(逃がすものか!)

俺は走りながら『吹き矢』を口に咥え、横断歩道を駆け抜けようとした。

【キィィィィー】

間近で急ブレーキの音がして、呆けた顔で俺が振り向くと…

【ドーン!】

次の瞬間、俺は強烈な衝撃と共に吹き飛ばされていたのだった…。

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【連載】 魔法のアイテムに翻弄されるモノたち リバース 第3話 『瓶』(前編)



目が覚めると、すでに時刻は10時近くになっていた。
とりあえずお互い下着だけ身に着けて起き上がると、遅い朝食を麻都香に用意させることにする。
それなりに料理の心得はあるようだが、一人暮らしのせいか、インスタント製品がテーブルに並んだ。

「さて、今日はどうするかな?」

一緒に食事を取りながら、今日の予定を考える。
まず記憶を読み取って麻都香の予定を確認する。
今日も出勤日のようだ。
13時からのレッスンの後、しばらく時間が開いて、夕方にもう一本ある。
あいだの時間は、いつも外でジョギングをしているようだ。

「よし!」

あることを決めた俺は、心の中で麻都香に命ずる。

(…準備をするんだ…ただし、服は着なくていい…下着姿のままで…)

俺の意思に従って、麻都香は下着姿のまま出勤準備を始めた。
ソファーに座り込み、その姿を目で追う。
やがて支度を終えた麻都香が目に前に立つと、俺は『コンパクト』を取り出して立ち上がる。

「鮎城麻都香になれ!」

コンパクトを開いて覗き込みながらそう呟くと、3度目に味わう違和感と共に視界が歪み、気付いた時には、鏡の中にも麻都香の美しい顔が映っていた。
俺が姿見の前に立つと、下着姿の麻都香の姿が映った。

「へへっ、たまんねぇな。俺がこんな飛び切りの美女になってるなんてよ!」

右手で形の良い胸を手でじっくりと揉みながら、左手は股間をなぞったり尻の肉付きを丁寧に確かめていく。

「凄く良い感じだ…まあ、問題はこれからだけどな…」

魂を吹き込んでいると、相手が自分のモノになるから、記憶や意識などもこちらの都合で共有できている。
つまり麻都香の姿に変身した上で、彼女の記憶や意識を完全に共有できれば、俺は完璧な鮎城麻都香に成りすませるはずだ。

俺は意識を集中して、ホンモノの麻都香とのリンクを強める。
今までは必要な情報を引き出したり、一方的に命令を送っていたのを、今回は完全に同期させるイメージだ。
核としての俺の意識を保ちつつ、麻都香の意識を丸ごと取り込んでいく…。

「ん、ん?上手く出来たのかしら?」

確認のために口から出た言葉は、意識せずとも彼女らしい口調になっていた。
周りを見渡すと、ここは自分が住んでいる部屋だと感じるし、どこに何があるのかも完全に把握できていた。

「凄いわ!本当に出来てるわ!」

そして、同じ顔を持つ女性を見つめながら考えを巡らす。

「私が鮎城麻都香として生活するのは問題なく出来そうね。後はアナタをどうするかよね…」

この部屋に置いておく選択肢もあるが、何かあった時を考えると側に居た方が良い。

「…とは言っても、持ち歩く訳にもいかないし…って、そうだわ!持ち歩けるようにすればいいのよ!」

『巾着袋』を取り出して握ると、必要なアイテムの外見と性能をイメージする。
膨れた袋の中から取り出したのは手のひらに乗るほどの小さな『瓶』だった。
それを麻都香に向ける。

「さあ、これに入るのよ」

「はい」

返事をしたホンモノの麻都香の体がどんどんと縮小されていき、小型の人形になると、『瓶』の中に吸い込まれてしまった。
丁寧に蓋を閉じると、ポーチの中に大事にしまう。
そして用意させていた服を着ると、荷物を持って部屋を出た。

駐車場の車に乗り込むと淀みない動作で発進させる。
ペーパードライバーの『俺』が、こんなにカッコよく運転できていることに奇妙な優越感を感じた。

(いやいや、こんなのはまだ序の口だぜ…)

楽しい1日の始まりに、俺は期待に胸を膨らませたのだった…。

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【連載】 魔法のアイテムに翻弄されるモノたち リバース 第2話 『吹き矢』




「さて、どうしよう…」

フィットネスクラブの前で立ち往生してしまった。
勢いでここまで来てしまったが、よく考えれば本物の白鷺志乃が中に居る可能性が高い。
万が一、本人と出くわしても不味いし、受付でバレて面倒な事になる可能性も高い。
玄関の前で中を覗き込みながら思案していると、奥から荷物を抱えた女性が出てきた。

「おつかれさまー」

「お疲れ様です」

受付と挨拶を交わして、外に出ていった。
雰囲気から察するに、仕事を終えたここの関係者だろう。
歳は三十手前くらい、肌は少し焼けていて、短めの髪が似合う美女だった。

「よし、あれにしよう!」

俺は物陰に隠れると『コンパクト』を取り出して開く。
そして鏡を見ながら呟く。

「…さっきの女になれ!」

再び味わう違和感が終わると、鏡に映っている自分の姿が変身していた。

「なかなかの健康美人だ」

少し焼けた綺麗な顔に満足すると、肩にかけていたバッグを降ろし、中身を漁り始める。

(…名前は…守屋詩織か…よし!)

IDカードで名前を確認して物陰から出ると、覚悟を決めて自動ドアを通り抜ける。
そしてドキドキしながらも表面上は平静を装い、受付の前を通り過ぎようとする。

「あれ?守屋さん、どうしたんですか?」

受付の女性が不思議そうに話しかけてきた。

「そ、そうよ!私は守屋詩織よ!」

「は、はぁ?」

緊張して素っ頓狂な事を口走ってしまった。

「え、いや、そうじゃなくて…鮎城さんに用があるのを思い出して…」

「麻都香さんですか?えっと…」

受付の女性が端末で素早く検索する。そして時刻を確認して口を開いた。

「ちょうど今、レッスンが始まったみたいですよ?終わるのは1時間後ですね」

「そ、そうなの?じゃあ、少し待たせてもらおうかな、ありがとう」

礼を言いながら、スタッフルームの方へ俺は歩き始めた。

(ふう、なんとかなったな。1時間待ちか…じゃあその間に…)

スタッフ専用のトイレに籠ると、折角なので詩織の体をじっくり鑑賞することにした。
裸になると、今の自分の体を撫でるように丁寧に確かめていく。
志乃ほどのボリュームは無いが、適度の弾力があって、これはこれで気持ち良かった。


一通りやることを終えて、服を着ながら考える。

「こうやって自分が女に変身して楽しむのも良いけど、やはり別の体の女も味わってみたいな……あ、そうだ!」

今まで観たアニメで登場したアイテムの中で、一番欲しいと思ったモノのことを思い出した。
俺は『巾着袋』を握りしめて考える。

(あのままだと目立ちすぎるから見た目はこんな感じか…機能も少し変えてみたいな…)

不思議なことに、俺は既にこの『巾着袋』の力を全く疑っておらず、その上、応用的な使い方も理解していた。
オリジナルを元に自分の使い道に合うようにアレンジする部分を考えて、最終的なイメージを固める。

【カサッ!】

袋が微かに重くなる。
俺は手を入れて短い筒状なモノを取り出すと、笑みを浮かべる。
それは『吹き矢』だった。
ただし、吹いて飛ばすのは矢ではないが。

「そろそろ時間だな」

麻都香のレッスンが終わる時間になったのを確認してトイレから出ると、女性スタッフのロッカールームへ向かう。

「お!」

ちょうどレオタード姿の女性がドアノブに手を掛けていた。

(すげぇ美人!)

今俺が変身している詩織よりも少し年下くらいで、長い髪をアップにした『超がつくレベルの美女』だった。
間違いなく彼女が『麻都香』だろう。
俺は迷わず『吹き矢』を咥えると、彼女目掛けて吹いた。

筒の先から白いモヤのようなモノが飛び出し、目標に向かって真っすぐ進む。
彼女の背後に着弾すると、そのまま染み込むように体の中に入り込んだ。

「あっ!」

一言だけ麻都香が声を発して、その場で動きが固まる。
その瞬間、目の前の美女が俺のモノになったことを実感した。
『吹き矢』から飛び出したのは俺の魂の一部で、これを打ち込まれた相手は、まさに俺の意のままに動くようになるのだ。
といってもロボットのようになるわけではなく、俺の意思に従って、自分で考えて行動するのである。
つまり手足と同じように『俺の一部』となったのだ。

すぐに寄り添うと、連れ添ってロッカールームに入る。

(さあ、着替えるんだ…)

俺がそう意識すると、彼女は何事も無かったかのように自分のロッカーを開けて、目の前で次々と着ているモノを脱ぎ始めた。
俺はニヤつきながら、俺の意思に忠実な女を眺める。
一通り脱ぎ終えたところで一旦中断させて、下着姿で立つ彼女をじっくり鑑賞するように触れていく。
女性さえも魅了するであろう端正で清潔感のある美貌、きめ細かくハリのある肌、長く艶やかな髪、誰もを虜にする魅惑の体のライン、どれも素晴らしい。
本当に美しい体だった。
今すぐしゃぶりつきたい衝動を抑えて、着替えを再開させる。

「さてと、これからどうするかだが…こいつは何で通勤してるんだ?」

俺が疑問に思うと頭の中に求めた答えが浮かんでくる。

(地下の駐車場に車…マンションで一人暮らし…)

吹き込まれた魂の力で、この女と記憶や意識を共有できるのだ。

「こいつはいいな!じゃあ、お前の部屋に行くとするか!」

帰り支度を終えた麻都香と共に、俺はロッカールームを出た。



荷物を持って歩く麻都香の後を、俺はニヤつきそうになるのを必死に抑えながらついていく。

「あ、麻都香先生~。今日は夕食いけますよね?」

余計な詮索をされないように、麻都香には少し離れて歩かせていたのだが、ロビーで待っていた生徒の女たちに呼び止められた。

(自然に断るんだ…)

俺の意思を受けた麻都香は残念そうな顔を作って応える。

「ごめんなさい、今日も先約があるの」

「えー、またですか?残念~」

怪しまれないように丁寧にあしらい、笑顔で彼女たちを見送らせると、そのまま一緒に地下の駐車場に降りる。
そして麻都香の車に乗り込む。
俺は助手席に座って、運転席に座った彼女を見つめる。

(それじゃあ、おうちに帰ろうか…)

少しだけ不安だったが、彼女が淀みない動作で車を発進させたので、安心して一息つくことが出来た。

しばらくするとマンションの駐車場に停まった。
車から降りた俺たちは、麻都香の案内で彼女の部屋へ到着する。



「へぇ~、良い所に棲んでるじゃないか」

リビングでソファーの座り心地を確かめながら、俺は呟いた。
俺はまだ守屋詩織の姿をしていた。
元の姿に戻って楽しむことも考えたが、麻都香から性体験の記憶を読み取ると、つい最近、女同士で楽しんだようなのだ。
なぜか相手の情報など詳しい事は読み取れなかったが、魂に刻まれているのだから間違いないはずだ。
俄然興味が湧いた俺は、未体験のレズ体験をしてみることにしたのだ。


一緒にベッドの側まで連れ添う。

(全部脱ぐんだ…)

俺の意思に従って麻都香が脱ぎ始めたのを見て、俺も服を脱ぎ始める。
お互い裸になって向き合うと、麻都香の方から口づけしてきて、体を密着させる。
リードは彼女に任せる事にした。
柔らかい肉同士が触れ合う感覚がとても気持ちいい。

「はぁ~ん」

麻都香の唇が首を這って乳房に届くと、舌で乳首を転がされて、思わず色っぽい吐息を漏らしてしまった。
それで終わらず、ヘソを通過して股間にまで降りた唇は、そこにある裂け目をかき分ける。
それが終わると今度は指を使って執拗に攻め始めた。

「あっ!あっ!あん!」

自分が本当は男である事実を忘れて、完全に女のような喘ぎ声をあげてしまっていた。
女同士で気持ちの良い場所と攻め方を熟知してるからなのだろう。
自分の手でした時とは比べモノにならないほどの快感だった。
余りの気持ち良さで腰に力が入らなくなってベッドにもたれてしまう。

「はぁはぁはぁ、最高~」

そのまま俺と麻都香はベッドの上で絡み合い、気を失うまで楽しんだのだった。
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プロフィール

ドーン@夜明けの街

Author:ドーン@夜明けの街
憑依、変身、マインドコントロールなどを題材として、ゾクゾク出来る小説を目指して書いています。

このブログは試験的な作品や雑談の置き場所です。


加筆・再編集したモノを『Pixiv』と『小説家になろう!』にあげてます。

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