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記事一覧

(連載小説)婆ちゃんの贈り物 第3話

次の日の早朝、祖母からメールが届いていた。【まだお前に入学祝いをあげてなかったね。準備しておいたから受け取りな】昨日の出来事が頭に残っていて、そんなものを受け取る気分ではなかったが、無視する訳にもいかず、帰りに店の方に立ち寄ることを予定に入れて学校に向かう。授業がすべて終わりホームルームの時間になった。教壇では普段通りの姿の希美先生がその容姿に相応しい綺麗な声で連絡事項を述べている。クラスの男子に...

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連載中の『婆ちゃんの贈り物』について

『憑依の研究』を読んだ方の中には、『あれ?』とか『また女教師かよ』と思われた方がいるのではと思います。これにはいくつかの理由があります。最大の理由は私が女教師ものが好きであることですが、この話は『憑依の研究』と同じ舞台で別の物語が進行していたという設定で書き始めたものだからです。ですが、それだとお互いの内容が首を絞めてしまいそうになったので、止めて別々の話として修正することにしました。最初は婆ちゃ...

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(連載小説)婆ちゃんの贈り物 第2話

日曜日になり、外出した時の事だった。繁華街がある駅の改札を出て、何か食べようと周りを眺めていると、見知った女性を見つけた。「あれって希美先生…だよな?」彼女は、この駅の待ち合わせに使われている場所に一人で立っていた。疑問符がついたのは、雰囲気が普段と全然違っていたからだ。いつもの清潔感のある落ち着いた感じではなく、体のラインを強調して胸の谷間も見せつけるような派手な服装で、化粧も濃い目だ。全体的に...

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(連載小説)婆ちゃんの贈り物 第1話

『お前、高校生になったんだろ。どうだい、気になる女子とかいるのかい?』ある日、突然電話を掛けてきた父方の祖母の第一声である。俺、成松正輝(なりまつ まさき)も健全な男子高校生として何人か気になる女子がいたのでドキリとしたが、正直に答えるのも気恥ずかしくて誤魔化すように答える。「担任の先生が美人ってことぐらいかな」嘘ではなかった。担任の小岸希美(こぎし のぞみ)先生は、落ち着いた美貌、しっかりと凹凸...

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今後の連載について

現在連載中の『憑依の研究』ですが、一番最初にこの話を考えた時は短編に近い話で、その時点でメインとなるはずだった授業回では、憑依された妙穂先生が普段通りの様子でぶっ壊れた授業をするという内容でした。これはこれで短編として成立したかもしれませんが、話を再構築していくうちに、登場人物たちが私の頭の中で違った話を辿り始めました。そういう意味で私の中では第6話で『第一部完』となっております。何が言いたいかと...

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プロフィール

夜明けの街

Author:夜明けの街
『自分を満足させるには自分で書くしかない』という信念でダークな話を書いています。

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