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記事一覧

式紙使い~狙われた王国~ 第4話 終幕への再会

1時間後、自室で政務を行っていたファーラの元をリヴェルナが訪れた。「準備が整いました。皆さんを集めてください」予想より随分速い対応にファーラは内心、驚き感心した。(この短い時間で作業を終えるとは…さすが優秀な魔術師ね。このままうちにスカウトしてメンバーになってもらおうかしら…)「わかりました、皆を会議室に集めます」内心の思いは表に出さずに短く返答すると、傍にいたメンバーに指示を出し、自身もリヴェルナ...

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式紙使い~狙われた王国~ 第3話 もう一人の魔術師

(凄いな…)『俺』は洗面台の鏡を覗き込み、そこに映る黒髪の美女『セイラ』の美貌を見つめる。そして自分の手を胸に持って行き、そこにある柔らかい膨らみを軽く揉むと、鏡の中の美女も同じように胸を揉んでいた。もう一度、記憶を確認してみる。王宮に向かっていた途中でリンダから連絡が入ったので合流、彼女が写真を撮りたいと言ったのでカメラの前でポーズを取った…。ここで『セイラ』の記憶は途切れている。そこにリンダに成...

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(連載小説)婆ちゃんの贈り物 第9話

新たな『コンパニオン』が誕生した日から数日後の昼休み。ある玩具を手に入れた俺は、午後の最初が希美先生の授業なので、彼女のところへ向かった。「先生、ちょっと相談があるんですが」「なにかしら?成松君」声を掛けるといつも通りの優しい笑みで答える先生。「とりあえず『コンパニオン』なって」俺がそう告げると、希美先生は瞬きを一度して先程とは異なる笑みを浮かべる。そう、俺は婆ちゃんに頼んで希美たち『コンパニオン...

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(連載再開)婆ちゃんの贈り物 第8話

夜、俺は店に向かう。店に入ると女性スタッフが奥の部屋に案内してくれた。そこには見知った三人の女性が祖母の前に並んで立っていた。「おや、ちょうど良い時に来たね。優奈と陽菜乃の『コンパニオン』採用が終わったとこだよ」三人の美人教師は、飼い主の指示を待つ忠犬のように、姿勢を正して真剣な眼差しで婆ちゃんを見つめていた。「今から新しく入った二人のプロフィール用の写真を撮るところだよ」俺に現状を報告した婆ちゃ...

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式紙使い~狙われた王国~ 第2話 少女のお願い

「緊急招集って、一体なにが起こったんだろ?」リンダは王宮に向かって歩いていた。長く伸ばした金髪に整った顔立ち。ただ歩いているだけでも気品のようなものが感じられる美女だった。彼女は表向きは週に2日ほど王宮に出向き、ファーラ姫付きのメイドとして働いている事になっている。実際は姫の組織する諜報機関の一員で、王宮に詰めている時は実務を、外部に居る時は諜報員として活動していた。先日も姫の周辺を嗅ぎまわってい...

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10000HITありがとうございます&『憑依の研究』完走記念

10000HIT有難うございます。そして『憑依の研究』を完走できた記念として、この話の出来た過程とか書いてみようと思います。まず最初に・魂に色がある・主人公はそれを見ることが出来るという設定と・乗り移られた妙穂先生を追及するも、シラを切られる(それも先生らしく優しいフリをして)※第4話という場面が出来て、そこまでを何パターンか書いてみました。プロト作品だと別の人物の霊体が妙穂先生を乗っ取るのですが、こ...

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(連載小説)憑依の研究 最終話 俺たちのドラマ

「あ、あ、あっ、あん!」放課後の用務員室に、この学校の国語教師である椎木妙穂の喘ぎ声が響く。彼女は四つん這いの姿勢で、後ろからの俺の攻めを気持ちよさそうに受け入れている。横では養護教諭の平井木綾香が用務員の木乃池秀作の股間に顔を埋め、幸せそうに口で奉仕している。俺は3年生になった。憑依経験を順調に積み重ねて、俺にも『くノ一』が出来ていた。秀作さんに至っては2体目が出来て、『1号』・『2号』と呼んでいる...

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Pixivでの作品公開を始めました(追記あり)

以前「Pixivはプレミアムでないと使いづらい」と聞いていたのですが、実際に作品を投稿してみると全然そんなことはなく、むしろブログより快適な面が多いので、作品を少しずつ転載していってます。当分の間はブログで掲載してからPixivへ転載の流れを続けるつもりですが、最終的には、Pixiv > メイン作品の投稿Twitter > 投稿の宣伝やちょっとした雑談ブログ > 長めの雑談、プロト作品の掲載と使い分けていこうと考えてい...

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式紙使い~狙われた王国~ 第1話 不遜な魔術師

温和な気候を生かした農業だけがほぼ唯一の産業だったA王国。数年前、才女として有名だった第一皇女ファーラが政治の実権を握る。当時まだ十代であった彼女は国内外から優秀な人材を登用し、自国内の調査・開発を推し進める。結果、膨大な埋蔵量を誇るレアメタル鉱脈を確保し、一躍世界中から注目される国となった。当然、王国の実質的な支配権を奪おうと各国から諜報員が送りこまれることとなり、それは我が国でも同様だった。諜...

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夜明けの街

Author:夜明けの街
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