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記事一覧

(雑談)『ボディ・ハッキング』について

この話の元ネタは作中で玲子先生が述べている、『人の意識は、共通の意識の集合体の海に浮かんでいる』『この世界はVR(バーチャルリアルティ)の一種で、人の意識はどこからかこの世界にアクセスしている可能性が高い』の2つです。どちらも実際に存在する心理学の一説を私なりに理解した内容なので、誤解しているかもしれません。まあ、『説』なので元から間違いとか存在しませんが。そこから『この海に行けたら何でも出来るん...

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(短編小説)ボディ・ハッキング(Pixivから転載)

「お邪魔するぜ、玲子せんせー」放課後訪れた保健室に入ると、棚に向かって作業をしている白衣を着た女性の後ろ姿が目に入る。(お、今日は黒タイツか…エロいな…)スカートから伸びた引き締まった足が更に細く見え、腰からのラインがより刺激的に俺には感じられた。その女性がこちらを振り向いて露骨に嫌な顔をする。「また君なの?暇人ね」(ま、こんな美人なら嫌な顔でもご馳走だがな)彼女は牧上玲子(まきがみ れいこ)。養護...

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(連載小説)婆ちゃんの贈り物 第10話 拡がる網

「あ、先生~!」待ち合わせの場所に憧れの女教師、小岸希美の姿を見つけて新体操部2年生、定木朱音(さだき あかね)は笑顔を浮かべて近づく。「定木さん、来てくれたのね」「当然ですよ、先生からのお誘いなんですから」二人は歩き出す。「でも意外でした」「何が?」「先生って…占いなんかに頼らなくても十分に素敵だと思ってました」「う~ん、それは買い被りすぎよ。私だって悩むことはあるし、今の自分で気に入らないこと...

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(雑談)魔術師なるもの

私の中で魔術師のイメージは、男女老若・正義邪悪に関係なく、『丁寧な言葉使い』な連中です。これには理由があります。彼らは頭が良いので、どんな相手であろうとお互いが冷静な状態で話し合えるならば、自分のほうが優位に立てると思っています。ですから、相手を無意味に逆上させることは損なので、自然と丁寧な言葉使いになるのだと思います。それに加えて、魔術と言う最後の手段があるのですから、気持ちにも余裕があるはずで...

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式紙使い~狙われた王国~ 最終話 提案

「この女たちはどうなっているんですか?」俺は、無表情でこちらを見つめる美女たちに僅かな不気味さを感じて、魔術師に尋ねる。胸元に貼られていた護符…ではなく呪符は、すでに効果を失って剥がれ落ちているが、彼女たちの正気は戻らない。「彼女たちは結界の効果で超強力な催眠状態といったところですね」「でも、この人数にそんな強力な効果の術は普通は無理なのでは?」今までの経緯で得た知識から、そんな疑問が湧き出てきた...

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今後のこのHPの運営について

8月末の記事にも書いた通り、このHPの立ち位置の移行を進めようと思います。現在連載中の『式紙使い』と『婆ちゃんの贈り物』は最後まで連載しますが、それ以降の連載はPixiv(もしくは新しい投稿先)のみの掲載になります。ここにはツイッターで呟けない愚痴の類や、気が向けば目途が立たない未完成作品が並ぶ予定です。このHP自体の更新頻度が下がりますので、出来ればツイッターとPixivのアカウントのフォローをお願いします。...

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式紙使い~狙われた王国~ 第4話 終幕への再会

1時間後、自室で政務を行っていたファーラの元をリヴェルナが訪れた。「準備が整いました。皆さんを集めてください」予想より随分速い対応にファーラは内心、驚き感心した。(この短い時間で作業を終えるとは…さすが優秀な魔術師ね。このままうちにスカウトしてメンバーになってもらおうかしら…)「わかりました、皆を会議室に集めます」内心の思いは表に出さずに短く返答すると、傍にいたメンバーに指示を出し、自身もリヴェルナ...

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式紙使い~狙われた王国~ 第3話 もう一人の魔術師

(凄いな…)『俺』は洗面台の鏡を覗き込み、そこに映る黒髪の美女『セイラ』の美貌を見つめる。そして自分の手を胸に持って行き、そこにある柔らかい膨らみを軽く揉むと、鏡の中の美女も同じように胸を揉んでいた。もう一度、記憶を確認してみる。王宮に向かっていた途中でリンダから連絡が入ったので合流、彼女が写真を撮りたいと言ったのでカメラの前でポーズを取った…。ここで『セイラ』の記憶は途切れている。そこにリンダに成...

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(連載小説)婆ちゃんの贈り物 第9話 リクエスト

新たな『コンパニオン』が誕生した日から数日後の昼休み。ある玩具を手に入れた俺は、午後の最初が希美先生の授業なので、彼女のところへ向かった。「先生、ちょっと相談があるんですが」「なにかしら?成松君」声を掛けるといつも通りの優しい笑みで答える先生。「とりあえず『コンパニオン』なって」俺がそう告げると、希美先生は瞬きを一度して先程とは異なる笑みを浮かべる。そう、俺は婆ちゃんに頼んで希美たち『コンパニオン...

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