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記事一覧

【連載】魔法のアイテムに翻弄されるモノたち 終ノ品 巾着袋

『白鷺志乃』として帰宅すると、両親に多少小言を言われたが、一応メールで知らせていたので基本的には問題は無かった。無論、中身が別人になっているなど、疑われることもあり得なかった。俺は風呂に入って、いつもより念入りに体中を洗うと、湯船に浸かって浮力を感じる胸の感触を楽しみながら、明日の予定を考える。「…とりあえず大学に顔を出して友達に会いたいわ。スマホに写真があるから、それを観ながら誰にするか選ぼっと...

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【雑談】 『魂の色』について

この話は『憑依の研究』の前に書いていた話です。この後、主人公も憑依能力を身に着け、裏の組織同士の揉め事に巻き込まれて、能力を使って潜入…みたいな感じの話を考えていました。何故、途中で止めたかというと、一番の理由は『終点が見えなかった』からです。どんなラストが待っているのか…それが思い浮かべば続きを書けたのでしょうが、今でも思いつきません。あと『男』の立ち位置をかなりブラックにしてしまったため、話の規...

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【連載】魔法のアイテムに翻弄されるモノたち 四品目 人形

「さあ、入って。そこのソファに座りなさい」「…はい…」ペンダントの力で従順になった志乃を連れて、俺は『麻都香』の部屋に入る。築年数はそれなりなものの、まず高級と言ってよいマンションの一室だった。広いリビングには観葉植物などのインテリアが適度に配置され、居心地がとても良い。(この美貌で、親はそれなりの資産家ってか…。まさに勝ち組だな…)整理された部屋を眺めながら、『麻都香』の記憶で確認して俺は内心で溜息...

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【補完小説】 魂の色 裏の1 『仕入れ』

《この話は『魂の色 その1』を別視点から書いたものです。本編と合わせて読んでください》「到着しました」広い車内で外の景色を眺めながらくつろいでいた俺は、運転席から掛けられた女の声で意識を戻す。視線を向けると眼鏡を掛けた女がこちらを見ている。長い髪を綺麗に纏めて知的な雰囲気を漂わせている、かなり美女だ。この女の本業は弁護士なのだが、その実務能力を買って、俺の秘書をやらせている。俺は頷くと今度は隣に座...

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【雑談】 朝鮮半島の動向について 【妄想】

近頃のニュースを見ていると色々な事を考えさせられます。感想はとりあえず置いて、今後の朝鮮半島がどうなっていくのか、私なりに妄想してみました。なにせ、妄想を文章にするのが私の趣味ですから。仮に『南北統一』が達成されたとします。それが民主国家になったとして、北の指導者の方々が「これからはあなたたちも一市民ですから、特権は剥奪します」と告げられたとしても、とても容認できることではないでしょう。では、北の...

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【原作小説】 魂の色 その4 『はじまりの月曜日』

もやもやしたものを抱えたまま週末が過ぎ、月曜日になった。妙穂先生は普通に登校してきて、普段と何ら変わりなく俺のクラスで授業を行っている。俺は居心地が悪くて視線を先生に向けられなかったが、授業が終わると彼女は俺に声を掛けてきた。「尾畑君、お昼休みに悪いのだけど一緒に来てくれるかしら?少し確認したいことがあるの」美人の先生に声を掛けられた俺に一瞬だけクラスの注目の視線が集まったが、内容が事務的なことの...

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【原作小説】 魂の色 その3 『支配されるモノたち』

着いた公園の前には1台の大型バンが停まっていた。窓ガラスはマジックミラー仕様なのか、外から中をうかがうことはできない。俺たちが近づくと後部座席のスライドドアが開き、誘われるまま乗り込む。中は4人が向かい合って座って足を伸ばしてくつろげる広さで、立ち上がることができるくらいの十分な高さもあった。先客は3人。目を閉じて瞑想をしているような中年の男と、彼を守るように隣でこちらに警戒した鋭い視線を投げかけ...

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【原作小説】 魂の色 その2 『放課後ティーチャータイム』

「先生、さようなら~」「はい、さようなら。気を付けて帰るのよ」下校する女生徒の挨拶にいつものように微笑みを浮かべながら優しく返答する妙穂先生。俺は細心の注意を払い尾行しながら細かい仕草まで観察する。表面上は普段通りだ。先程の場面を目撃していなかったら、中身は別人になっているかもしれないなどと想像すらできなかっただろう。先生は興味深そうにキョロキョロしながら校内を当てもなく歩いているようだ。うちの高...

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【原作小説】 魂の色 その1 『目撃』

《これは『憑依の研究』の元になった話です。途中で終わりますのでご了承ください》「失礼します」週末の放課後、職員室の常時開いたままのドアの前で一言挨拶して、俺、尾畑紀夫(おばた のりお)は中に入る。目的の女教師が机に座って何やら作業を行っているのを確認すると、若干足早に近づいていく。彼女の名前は椎木妙穂(しいぎ たえほ)。俺の通うこの高校の教師で、俺のクラスの副担任でもある。黒髪ロングに化粧っ気の薄...

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プロフィール

ドーン@夜明けの街

Author:ドーン@夜明けの街
憑依、変身、マインドコントロールなどを題材とした小説を書いています。
ダーク成分多めですので、苦手な方は注意してください。

Pixivでも作品を公開しています。
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